石川遼選手について①

石川選手もやはりすごい才能を持った選手ですね。

アマチュアの時にプロのトーナメントで優勝し、
数々の記録を塗り替えてきました。

しかしアメリカに行ってからは、
成績が思うようにせず、
日本に戻ってきておられます。

やはりスイングに悩んでいるように見えます。石川選手はドローが持ち球のでしょうか?

後藤先生はやはり思い切りの良いスイング、フルスイングなどを褒めたりされていました。

またフォロースルーでの左腕のたたみなども良いように見えます。

この点では松山選手よりは良いでしょうか上でしょうか。

後藤理論の言葉で言うと、
顎も強い、頭が上下せずに振れたりもしていました。

しかし、
顎の強さと言う点では、
今年のフジサンケイクラシックのスイングでは少し頭が沈み気味になってきたように見えます。

石川選手も以前は時々、
いろんなコーチを教わったりしておられたようですね。
テレビで時々見るだけですが、
いろんなトレーニングをしているようですが、
スイング作りが、
間違った方向に進んでいるように見えます。
ドライバーが一時は、
右に飛んでいたのでしょうか?

今は、ショットは全体的に左に飛んでいるのでしょうか?

自分が納得いくようなショット、パターが立ててないように見えます。

ひとつ印象的に覚えているのは、
インパクトで体を起こさない沈めるスイングのトレーニングをしていたことです。

インパクトで頭を沈める、体を沈めてしまう、
体を痛めます。

手首、ひじ、肩、腰、膝など、
インパクトで沈むと関節を痛めます。

インパクトはむしろ伸び上がるものと考えております。

ここでの詳しい説明はまた避けますが、
怪我をしそうなスイングで怖いです。
実際腰を痛められているようですし。

また後藤先生の言っていたのは、
太平洋クラブマスターズで、
石川遼選手が、
ホールインワンをしたときのことです。

グリーンの手前に落ちて、
20メーター位転がってカップに入ったでしょうか。

このショットは非常にトーナメントとしては盛り上がりました。

でも後藤先生の見方は違いました。

「こんなボール打っている限り、
アメリカでは通用しないな、
もっとスイングを良くしないと」でした。

アメリカでは200ヤード以上でも、グリーンの手前にピンがあり
ロングアイアンでも、
ボールを止める技術が要求されます。

20メーターも、
転がっているようでは良くないとの判断でした。

このホールでも、
ロングアイアンで、
ピンのそばに落として1、2メーター、せめて5メーターくらいコロコロとカップに入るようなホールインワンでないといけないと言う後藤先生の意見でした。

またスランプになった原因のひとつに、
後藤先生は
マスターズの16番ショートホールでの、
左奥のピンの位置をフェードボールで攻めると言うことを、ある方に言われてから、教わってからおかしくなったではないかと言うことを言っておられました。

今現在は多分、あまりフェードボールを打っていないと思いますが
石川選手はまずはドローボールを極めるべきだと思います。
フェードボールは今は一切練習しない、フェードボールを一切打たないほうがいいと思います。

極端に言えばグリーンの右手前ピンでもドローで攻めてしまう位の
コースマネージメントのセオリーとは間違いですが、
それぐらいの気持ちで、
ドローボールを極めていかなければアメリカでは通用しないのではないでしょうか?

ドローボールが打てれば、
ストレートボール、フェードボールは打てます。

後藤先生は、
正しいドローボールが打てないと、
フェードボールは打たせない、
正しいフェードボールは打てないと言っておられました。
だからまずはドローボールを極めればなりません。このドローボールと言うのは右に発射できる、
スタンスラインよりも右に発射できる、ドロップボールになっていないドローボールのことです。

これが石川選手のスランプ脱出練習方法にあると思います。

まだまだ書きたい事はありますが今日はこの辺で。

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