最近は、クラブの進歩でスライスが出にくくなっています。
フェイスが返りやすいクラブヘッドや、シャフト、
それにドライバー等でもおもりの位置を変えることによって、フック、スライスなどを調整できるようになっているクラブが多いです。
ただやはり基本がとても大事です。
30年位前になりますが、
レッドベターがニックファルドなどを教えて非常に有名になったときに、
日本に来て日本人のスライサーの多さにびっくりしておられました。
日本人は引く民族だとされており、
外人は出す民族だとされております。
それは日本人が床に座る生活習慣で、
手先が器用になる、
外人は椅子に座る民族で猫背になりにくく、
出す民族になると言う生活習慣の差だと言われております。
だから外国のスポーツはフェンシング、ボクシング、乳母車も押すようにできております。
それに対して日本のスポーツは剣道、柔道、大八車など引くスポーツ、道具が多いのが事実です。
だから日本人はメジャーに勝てない、やはりゴルフは出すスポーツと言うことになります。出すことを覚えるのには、
やはりドローの練習をすることが必要です。
若い頃はフェード打った方が早くスコアになるかもしれません。
若い頃は体が柔らかく、遊びが多いので、遊びを取るのにフェド打ったほうが簡単だからです。
でもこれでは若いうちだけで終わってしまいます。
今のプロゴルファー、特に女性がそうですが、
もう30歳を超えてしまうと引退する選手が多いです。これは本当に正しい基本を覚えていないからだと思います。
身体に負担のかけないスイングを身に付けるのには、
やはりドローを覚えることが必要になってきます。
フェードしか打てない選手は、
ストレートかフェードしか打てませんが、
ドローを打てる選手は、
ドローも、ストレートも、フェードも打てるようになります。
ドローを身に付けるようにした方が息の長い選手になります。
ぜひドローを見つける努力をしましょう。
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